「OPTiM Geo Scanによるワンマン3次元測量」編
短時間で高精度な3次元測量が可能
ITS-Squareでは、各種測量・建設DX/ICT対応機器の使い方をわかりやすく紹介する動画を公開しています。
動画を見る時間がない方や、画像と文章で確認したい方は、こちらのページでご確認ください。動画ではわかりにくい部分の解説や、補足情報も紹介します。
今回はOPTiM Geo Scanによるワンマン3次元測量を解説します。
動画内では機器の説明に重点を置き「映像を通したわかりやすさ」を優先した撮影・編集を行っています。実際の現場作業と手順等に違いがある場合もありますがご了承ください。

はじめに

OPTiM Geo Scanによるワンマン3次元測量
事前準備

GNSSレシーバーの受信精度を確認します。
標定点の設定と計測

(レシーバーを地面に置く)

GNSSレシーバーをタップし、標定点として設定します。

計測範囲を囲むように標定点を5m間隔で配置し計測していきます。

(次の評定点を配置後)先ほどと同様に画面をタップしていきます。

- ドローンやレーザースキャナなどの利用が難しい小規模現場での利用を想定しています
検証点誤差の確認

計測範囲を囲み終わったら、最後に精度確認用の検証点を配置します。

測定した検証点誤差を確認します。

以上でGeoScanを使用した計測が完了です。
点群処理ソフトへの取り込みと点群密度の確認

続いて点群処理ソフトにデータを取り込んで確認してみます。

ここでは、ケンテムのSiTESCOPEを使用して、点群密度の確認をしてみます。

事前に、点群密度確認用の設計データを準備しておきました。


グリッド間隔を50cmに設定し、3次元起工測量で必要と言われている25cm2 に1点以上(※)あるか確認します。


続いてグリッド間隔を10cmに設定し、3次元出来形計測で必要と言われている10cm2 に1点以上(※)あるか確認します。

- 国土交通省「空中写真測量(無人航空機)を用いた 出来形管理要領(土工編)(案)」を参照
サポートはオンラインでも行っています

もっと詳しく知りたい方はITSスクエアで検索、またはits-square.comをご覧ください。
まとめ
ご覧のようにOPTiM Geo Scanでは、1名の作業員による「ワンマン」計測も可能です。
次の動画では、2名による「ペア計測」を紹介します。
気になる点・詳しく知りたい点があれば、オンラインによるデモ・個別のご説明も承ります。
上記オンラインデモ受付から、まずは空き状況をご確認ください。
Geo Scan の詳細はこちらへ

OPTiM® Geo Scanによる3次元計測
スマホやタブレットで簡単、高精度3Dレーザー測量アプリ OPTiM® Geo Scan はLiDARセンサーと高精度位置情報を組み合わせて、短時間で高精度な測量を行える3次元測量アプリです。 対象をタブレットでスキャンす…