コンクリートテスター CTS-02v4「さまざまな打撃シーンでの精度比較について・濡れた打撃面での計測」編
さまざまな打撃シーンでの精度比較
ITS-Squareでは、コンクリートテスター・ボルトテスターの使い方をわかりやすく紹介する動画を公開しています。
動画を見る時間がない方や、画像と文章で確認したい方は、こちらのページでご確認ください。動画ではわかりにくい部分の解説や、補足情報も紹介します。
今回はコンクリートテスター CTS-02v4 「さまざまな打撃シーンでの精度比較について」、濡れた打撃面の計測事例を解説します。
動画内では機器の説明に重点を置き「映像を通したわかりやすさ」を優先した撮影・編集を行っています。実際の現場作業と手順等に違いがある場合もありますがご了承ください。
はじめに
ITS Square よくわかる! 非破壊検査ソリューション
コンクリートテスター CTS-02v4 さまざまな打撃シーンでの精度比較について
打撃面が乾いている場合の面的な健全性検査
まずは打撃面が乾いている場合の面的な健全性検査を行ないます
事前に打撃面にはメッシュを罫書き、メッシュ内を複数回打撃し、平均値を採用します
今回の検査では5回ずつとします
ビープ音の回数について
CTS-02v4はデータが取得できた時にはビープ音が1回鳴りますが、
ビープ音:ピッ
打撃力が弱かった場合はビープ音が鳴りません
また打撃力が強すぎる場合はビープ音が3回鳴ります
ビープ音:ピッピッピ
- 打撃の強さ・弱さの影響がないよう、本体内での補正も行っています
打撃面が濡れている場合
次に打撃面が濡れている場合に打撃データが変わるのかについて検証します
先程と同様に各メッシュ内を5回ずつ打撃していきます
乾いている場合
濡れている場合
打撃したデータはコンクリートテスター本体内に保存され、
USBケーブルを接続しPCに転送します
転送されるデータはCSVファイルで出力されます
等高線グラフを作成すると打撃データを可視化することが可能です
測定結果の比較
打撃データを比較してみると、強度が低い部分は同じように検出できました
打撃面が乾いていても濡れていても計測に影響はないということがわかりました
次回は雨が降っているときを想定したシーンでの動画をご紹介します
サポートはオンラインでも行っています
ITS札幌では各種テスターのオンラインデモを随時行っています
まとめ
ご覧のようにコンクリートテスター CTS-02v4 では、濡れた面の計測についても事後の補正無しで強度の低い部分を検出することが可能です。
今回は濡れた面での計測についてご紹介しましたが、気になる点・詳しく知りたい点があれば、オンラインによるデモ・個別のご説明も承ります。
上記オンラインデモ受付から、まずは空き状況をご確認ください。
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