First Step SAPPORO型(FSS:ファーストステップ札幌)とは?
現場代理人のためのICT施工入門パッケージ
First Step SAPPORO型(FSS)
~ICT施工初心者向けにわかりやすく解説~
First Step SAPPORO型(FSS)は、都市型土木工事におけるICT施工の導入を促進する札幌市の施策です。
市街地の小規模土木工事でも導入しやすく、中小規模向けのICT施工です。特に「測量作業」に重点を置き、札幌市で初めてICTを導入する現場で効果を実感しやすい点が特徴です。

【こんな課題はありませんか?】
・人手不足で作業が回らない
・ICTに興味はあるが難しそう
・新しいことを覚える時間がない
・書類作業に時間がかかる
・導入する費用がない
自動追尾型トータルステーション(TS)などのICT測量機器を活用し、測量・施工・出来形管理までを一体化。TSの導入により、省人化を実現し、測量作業の効率が大幅に向上します。
現場で即時にデータ化が可能となるため、手書きや転記作業が不要となり、作業時間を短縮できます。さらに、人手不足を補完し、現場技術者の負担軽減にもつながります。

First Step SAPPORO型(FSS)に取り組みたいが
何が必要か、どうやるかが分からない…

操作方法以前に、データ作成のためにどんな準備が必要か、どういったアプリや機械が連動するのかがわからない…
ファーストステップ札幌に取り組みたいが、資料が多くて、なんだか面倒くさそう…
ICT施工について、わかりやすく説明してほしい…
これは、実際にアイティエスのお客様からいただいたお声です。
First Step SAPPORO型(FSS)は、 断面による出来形管理をTS出来形で実施し、電子納品に活用する ことで、ICT施工を小規模現場でも導入しやすくした仕組みです。段階導入が可能なため、まずは少しずつ導入することも可能です。
- 特記仕様書の確認:受注工事がICT活用工事(FSS)の対象かを確認してください。(工事発注時の特記仕様書にICT項目がない場合でも、ICT施工は可能です。その場合、工事成績の加点対象にはなりますが、設計変更の対象にはなりません。)
- 実施協議の申し入れ:札幌市のホームページから「実施協議書」をダウンロードし、どのプロセス(測量だけか、データ納品までかなど)を行うかを発注者と協議します。
- TS等光波方式(自動追尾型TS):メイン機材(LN150など)です。1人での測量を可能にし、野帳や計算作業を不要にします。
- 国土地理院認定3級以上の計測性能を持つ機種である必要があります。
- 3次元設計データ作成ソフト※建設システム「現場大将 」など
- 出来形管理用TSソフト(TSと連動して計測するもの)※建設システム「現場大将 」及び「情報化施工(TS出来形)サポートツール」など
- 帳票作成ソフト(最終的な提出書類を作るもの)※建設システム「情報化施工(TS出来形)サポートツール」など
※TS出来形サポートツールは、現場大将、オーバーレイシステム、出来形管理システムの有償オプションソフトです。ご利用には、現場大将・オーバーレイシステム・出来形管理システムのいずれかのソフトが必要となります。
発注者から提供される設計図書やCADデータ、および「3次元起工測量」の結果を用いて作成します。
- 作成する内容
- 生活道路整備工:丁張設置、道路土工掘削、路盤、舗装などの各段階の3次元設計データ。
- 舗装修繕工:切削計画や出来形管理のためのデータ。
- 歩道バリアフリー工:縁石や歩道舗装の設計値(高さや位置)などの3次元設計データ。
- 外注の検討:データ作成費用は受注者からの見積に基づき設計変更の対象となります。しかし、自社での作成が難しい場合は、アイティエスへ外注していただくことも可能です。
First Step SAPPORO型 データ作成のためにどんな準備が必要?


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※建設システム「現場大将」・「情報化施工(TS出来形)サポートツール」を使用して、実際に弊社で作成した三次元設計データです。(弊社は(株)建設システムの正規販売代理店です)
First Step SAPPORO型 対象の工種は?

・生活道路整備工
・舗装修繕工
・歩道バリアフリー工
【対象工種】
- 生活道路整備工(道路掘削、路盤工、舗装工(歩道含む)など)
※注意:歩道バリアフリー工事とあわせて行う切削オーバーレイ工事には、舗装修繕工のFSSは適用されません。 - 舗装修繕工(路面切削工、切削オーバーレイ工など)
- 歩道バリアフリー工(縁石や歩道舗装など)
※注意:歩道バリアフリー工事とあわせて行う切削オーバーレイ工事には、舗装修繕工のFSSは適用されません。
下記のプロセスの実行により、『3次元起工測量』や『計算・野帳の不要化』などを実現することで、現場の生産性を劇的に向上させることがFSS型の制度目的です。

FSSは自動追尾型TSによる起工測量(①)と3次元データ作成(②)を基盤に、現場での丁張・建機施工(③)を効率化します。
施工後はデジタルでの出来形管理(④)を行い、最終的に3次元データを納品(⑤)するというしたプロセスで構成されます。
※ICTの成果品としては「横断のSIMAデータ」・「出来形管理帳票」・「写真」を電子納品する。
3次元設計データの電子納品は不要としている(詳細はこちら)
ICT施工をはじめるには、どれくらいの金額がかかるの?

ICT活用にかかる経費は、発注者との協議により設計変更の対象となる場合があります。
もし現場の状況等で、設計変更の要件を満たせない場合「部分的な実施」であっても、必須項目を満たすICT施工プロセスを1つ以上実施していれば、工事成績評定「創意工夫で1点」の加点を受けること可能です。
生産性向上による原価低減と、次回の受注に有利な工事成績の獲得。どちらを目的としてもFirst Step SAPPOROを導入する価値は十分にあります。
- 積算の目安
- 測量・出来形管理:自動追尾型TS等の1ヶ月分のリース経費相当額が札幌市策定単価として想定されます。
- 3次元設計データ作成:受注者の見積に基づき積算されます。
「一部のプロセスだけで試してみたいが、設計変更にならないのならばコストが心配……」という方は、 「ICT施⼯導⼊⽀援助成⾦」の活用 をご検討ください。
- 制度の目的とメリット :この助成金は、設計変更の対象外となる工事においてICT施工を実践する企業を支援する制度です。自社のペースでICT化の一歩を踏み出す際のコスト負担を大幅に軽減できます。
- 助成金額: 「ICT施工の実践」に取り組む場合、1企業につき年度内1回、最大50万円が助成されます。
- 対象となる企業:(対象事業主)
- 札幌市内に主たる営業所を有する市内業者であること。
- 当年度または過去5年の間に札幌市発注工事の契約実績があること。
- 市税の滞納がないこと。
- 助成の条件:ICT施工の実践
加点は、実施した施工プロセス(起工測量、設計データ作成、建機施工、出来形管理、データ納品)の組み合わせによって1点または2点が付与されます。加点は「創意工夫」の項目で評価されます。
- 生活道路整備工(FSS型)
- 2点加点:全施工プロセス(①〜⑤)として、起工測量から3次元データの納品までを実施した場合。
- 1点加点:一部のプロセスのみを実施する場合(起工測量+3次元データ納品は必須)
- 舗装修繕工(FSS型)
- 2点加点:全施工プロセス(①〜⑤)として、起工測量から3次元データの納品までを実施した場合。
- 1点加点:起工測量は必須。その他一部未実施だが、1つ以上のプロセスを実施した場合など。
- 歩道バリアフリー工(FSS型)
- 2点加点:全施工プロセス(①〜⑤)として、起工測量から3次元データの納品までを実施した場合。
- 1点加点:一部のプロセスを実施する場合(設計データ+丁張+3次元データ納品は必須)

「First Step SAPPORO(FSS型)」は、単なる現場の効率化ツールだけではありません。
工事成績評定を確実に引き上げ、入札競争力を劇的に高めるための「経営の武器」です。札幌市ではじめてICT施工に取り組む企業様にこそ、おすすめいたします。
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(株)アイティエスは『ファーストステップ サッポロ』 に必要なソフトの販売・導入指導、3次元データの作成代行等を行っております。お申込み・ご相談については、お気軽にご連絡ください。
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